滑走路が一時閉鎖

今回はレントンのトラフィックパターンをずっと回って着陸練習を繰り返しました。
途中誰かが滑走路に大きな鳥がいたとリポートしたらしく、管制塔からゴーアラウンドして滑走路上に鳥がいるか見てくれないか頼まれました。
私は操縦しているだけで精一杯なのでインストラクターがゴーアラウンド中に見ていたのですが小さな鳥しか見当たらず、そのまま何事もないかと思いきや、ダウンウインドにさしかかったところで地上から確認するため、ダウンウインドで右360度旋回して待機するように指示がでました。
2・3分時間稼ぎしただけなので、滑走路閉鎖というほど大事ではないのかもしれませんが、こんなこともあるんだなという体験でした。
空港は湖に直接接しているので、普段から鳥が多く、季節的にも秋になり朝早かったこともあり、鳥が集まっていたのだと思います。

訓練のほうはいつものペースで悪くはなっていないと思いますが、すごく進歩したということもなく終わりました。明日もまた飛行予定がありますが、引き続き着陸練習だと思います。

飛行時間
総飛行時間 : 38.1 時間
この日の飛行時間 : 1.0 時間

エンジンから煙が

今日の訓練の最後にレントン空港でタッチアンドゴーをしているときに駐機場に止まっているボーイングの納入前の737MAXがエンジンからかなりの煙を吹きだしていました。
炎は見えませんでしたが、明らかに異常事態のようで赤色灯を点灯した緊急車両も見えました。
737MAXは納入停止のせいでずいぶん長い間(おそらく1年くらいは)止めたままになっていたと思います。

飛行時間
総飛行時間 : 37.1 時間
この日の飛行時間 : 1.2 時間

快晴の中で飛行練習

やはり快晴の中で飛行するのは気持ちいいです。この日は前回に引き続き復習です。パワーオフストールは今まであまりやったことがなかったので、徹底的に繰り返しました。空に雲が全くないと機首を上げた時に目標になるものがなくてヘッディング・インジケーターに頼るしかなくなります。これが快晴の日の唯一の欠点でしょうか。

前回ほどひどくはないのですが、また山火事の煙が近づいてきていて、夕焼けが異常に赤く染まっていました。

飛行時間
総飛行時間 : 35.9 時間
この日の飛行時間 : 1.6 時間

エマージェンシー操作を復習

今日はちょうど昼から練習でした。朝のうちは雲が多めながら比較的落ち着いた天候でしたが、離陸するころには結構なトップが吹く状態になり、戻ってきて着陸するときは一番天候が悪化したタイミングでした。
雨が降ってフロントシールドも見えにくく、風はほぼ向かい風でしたが18ノット突風が時折ふく状況で小型のC162には厳しい条件です。こういう状に遭遇してみると小型機は本当に天候に左右されるので、ちょっとでも天気に不安があるときは飛行しないことですね。

練習のほうは久しぶりに北の訓練空域でエンジン停止を想定した緊急動作の復習です。完全にエンジンアイドルにするとどのくらいの割合で降下していくのか間隔がつかめていないので、不時着想定地点に近づいても高度が高すぎる状態でした。練習なのでアイドリングとは言え、プロペラは回っています。これが本当に止まるどうなるのかシミュレータでは経験済みですが実際はまた違うのだと思います。(実際に体験はしたくありませんが。)

飛行時間
総飛行時間 : 34.3 時間
この日の飛行時間 : 1.1 時間

各種基本操縦の復習

今回は久しぶりに訓練空域に行き各種基本操縦動作の練習をしました。どれも今までやったことがある操縦ですが、しばらく着陸練習に専念していたので復習を兼ねてもう一度やってみることになりました。

最初はグランド・リファレンス・マニューバーを2種類やりました。地上の1点を中心に旋回するものと直線の道路上を半円を描きながら道路を直角に横切りながら飛行するSターンです。どちらも風向きと風の判断が重要で、風上に向かって飛ぶときは浅く旋回し風下側に飛行しているときは急角度で旋回するようにしないときれいな円を描けません。何回か繰り返しているとだいぶまともになりますが、最初はやはり円が偏ったりhします。
その次は3500フィートまで上昇して、まずスローフライト、カーブヒートをオンにしてエンジン回転を落とし、フラップを展開してスピードを55ノットまで下げます。この速度を保って水平飛行するためには再度エンジン回転を上げ、機首の角度と合わせて調整し安定させる必要があります。
この動作はパワーオフストール(失速)の導入部分にもなっていて、この状態から機首をいったん下げ着陸進入のような形にします。その後機首を上げパワーオフストールです。ストールした後はエンジンフルパワーでカーブヒートをオフにして回復します。この時高度が下がらないようにするのが重要です。この動作は着陸時に誤ってフレアーをかけすぎて失速した時の回復動作(ゴーアラウンド)のシミュレーションのようなものなので、高度がある場所で練習しているときは関係ありませんが、実際に着陸時に失速した時はすぐ下に地面があるので、高度が下がってしまうとハードランディングまたは墜落になってしまいます。
その後はパワーオンストール、これはフラップは展開せずにパワーを絞って一旦55ノットまで速度を落とし、そこからフルパワーで操縦桿を引き続けて機首を上げ失速させます。こちらは離陸時に機首を上げすぎて失速した時の回復方法の練習になっています。
どちらの失速でも失速直前にはエルロンはほぼ効かなくなっていて方向の維持にはラダー操作で対応します。
失速練習の後は急旋回の練習です。自家用の操縦練習では45度にバンクさせてターンします。バンク角が急なのでそのままバンクさせただけだと高度が下がってしまいます。エンジン回転を100回転ぐらい上げて同時に操縦桿を手前に引いて水平に回転するようにします。どうしても回転開始直後に一旦機首が下がってしまい、そこから機首を上げてその後は水平を保っているような飛行になってしまうことが多いです。

操縦訓練を始めた当初は誘導路をまっすぐ走ることすらできませんでしたが、だいぶその辺は慣れてきました。今日撮ってきた動画を見ると離陸滑走も滑走路センターをきちんとまっすぐ走れています。少し時間はかかると思いますが、これからも地道に練習を重ねていきたいと思います。

飛行時間
総飛行時間 : 33.2 時間
この日の飛行時間 : 1.4 時間

2週間ぶりに練習

ほぼ10日間山火事の煙の影響を受けていましたが、今朝からようやく視界が5マイル以上になりました。風向きが変わったのと低気圧が来て昨晩から雨模様になったおかげです。
午後からの飛行予定で何とか飛ぶことはできたのですが、雲が1500フィートくらいにあって、おまけに16ノットの突風が時々吹いている悪コンディションでした。
レントン空港でパターンを回って着陸練習をしました。突風が吹いているときはフラップを最後まで下さず、スピードも少し早い状態で着陸します。上空でも風にあおられ時々ふらついてしまいます。そんな状態であまりうまくコントロールできずにいました。
次回はもう一度基本の操縦(スティープターンや失速)の練習をして。そろそろソロのはずですが、今回あまり着陸が上手くいってなかったので、もう1回くらい着陸練習が必要かもしれません。

飛行時間
総飛行時間 : 31.8 時間
この日の飛行時間 : 1.1 時間

山火事の影響で飛行中止

最近カリフォルニアやオレゴンで大発生している山火事の煙が昨日あたりからワシントン州にも入ってきています。天気は晴れているのだと思いますが、100メートルくらい先の木も煙の影響で霞んでいる状態です。
飛行機が有視界で飛行するためには3マイル(4.8Km)の視界が必要なのですが、昨日と今日は良くて2マイル、ひどくなると1マイル以下の視界になっています。
朝からフライトの予定でしたが当然キャンセルされてしまいました。いつになるとこの状況が解消されるかわからないので、今回だけではなく来週もまだ飛べないかもしれません。

この場所に住んでから20年になりますが、このように山火事の煙で視界が悪くなる経験はここ5年ぐらいのことです。住み始めた最初の15年くらいも毎年山火事は発生していたのですが、都市近郊の住宅地で影響を感じることはありませんでした。一旦煙が入ってくると風向きなどの気象条件が変わらない限り、最低数日は続きます。特に夏が過ぎた9月くらいにこのような状況になることが多いように感じます。

まだまだ着陸練習が続きます

今回は珍しく昼過ぎに練習に行ってきました。休みの日は朝いちばんに練習時間を入れているのですが、そろそろ夏も過ぎて天気が悪くなりそうなので遅い時間に予約を入れました。
この辺りの天気は朝のうち曇っていて午後になって晴れてくることが非常に多いです。秋から春にかけては特にこの傾向が強まるので、これからはできれは朝早くは避けて練習していこうと思います。

またアーバン飛行場に行って着陸練習です。最初2回ほどスピードが速く高度が高いままの悪い癖がでて、1回ゴーアラウンドをしました。その後はうまくパワーマネージメント出来て前回と同じ程度には着陸態勢に持っていくことが出来ました。
接地するときのフレアーのかけ方は上手にできているとほめてもらったので、やはり問題は1000フィートから降下体制に入って滑走路手前まで毎回同じようにスピードと高度をコントロールして降りてくることだと思います。注意するポイントなどは理解できていると思うので、もう少しの練習です。

飛行時間
総飛行時間 : 30.7 時間
この日の飛行時間 : 1.3 時間

午後遅くに練習しました

フライトスクールには私が練習しているC162が9機あるのですが、そのうち3機が修理中で使える機体が6機しかこの日はありませんでした。そのせいで本来の予約時間よりも1時間遅れで練習開始、終わった時はちょうど日が沈む時間でした。

前回のレッスンでもう一人のインストラクターから教えてもらったように、もっと速度に注意してスロットルコントロールを心がけてみました。おかげで今回はずいぶん安定して着陸態勢まで行けたと思います。
まだ接地するときのフレアーが少し足りないようで前後の車輪がほぼ同時に接地してしまう時がありますが、録画した動画を見るとインストラクターは飛んでいる間着陸時も含めてほとんど補助していないので、自分でかなりできるようになっていると思います。

飛行時間
総飛行時間 : 29.4 時間
この日の飛行時間 : 1.3 時間

ショートフィールドテークオフ

今日はアーバン飛行場でまた離着陸の練習です。パターンはだいぶ安定したように思いますが、着地は結構ハードなのが多かった気がします。
安定してパターンを回って着陸まで行くには、もっと速度に注意してきちんと所定の速度をキープするようにすることが大事と教わりました。
今までも着陸動作に入ってからは所定の速度になるようにしようとしていたのですが、着陸動作に入る時点の速度がバラバラだとその後の調整が難しくなってしまいますね。まだ余裕のあるダウンウインドを飛んでいるときから80ノットにきちんと調整して着陸動作に入ると、ベースで70ファイナルで60に合わせるのが楽になります。当たり前かもしれませんが、この辺がなかなか言われるまで気が付けないです。
(もっと技術が上がれば、そんなことも気にしなくてよくなるのかもしれませんが。)

今回は着陸のほかにショートフィールドテークオフを初めてやりました。これはなるべく短い滑走距離で離陸する方法で、滑走路上で一旦停止してフラップを10度下してブレーキをしっかり踏みエンジンをフルスロットルにします。ブレーキを放して滑走を開始、操縦桿を少し引いた感じで保っているとスピードが上がるとともにすぐに離陸していきます。

あと2回ほどで飛行時間も30時間になってきました。もう少し安定して着陸できればソロに行けると思いますが、趣味でやっていることなのであわてずじっくり練習していきたいと思います。

飛行時間
総飛行時間 : 28.1 時間
この日の飛行時間 : 1.4 時間